外資系企業で働くのに向いている人

自分でペースを作れる人

いきなり実戦投入するOJTの場合、メンターとしてついてくれる先輩が外国人だったらわからないところは繰り返しはっきりと聞くなど日本的な対応をしないで表現していくことが必要になります。一般的に質問は悪いことではなくわからないままの方が後々問題になるという考えが海外では多いからです。日本では一度で理解するようにという圧力がかかってそのような振りが上達するということもよく見られますが、そうではなくしっかりと理解できるように学習していくことが必要になります。教えてはもらえますが、わからないところは自分で把握する必要があり、向上心がないと、なあなあになってしまうことがあります。そのため自分でペースを作って進められることが重要になるのです。

臆さず会話や表現をできる人

周りの反応などを見てそのまま同調するというのは日本の社会ではむしろ必要とされる技術ではありますが、外資企業で上司や同僚が外国人であるというような場合には、むしろ自分のスタンスをはっきりと打ち出せるような能力が求められます。反対意見を持っていたり、リアクションが相手と異なるというのは特にマイナスにはならず、そういった様々なシチュエーションできちんと個性が見えない方がむしろ独立した人間であるのか疑われてしまうことも少なくありません。つまり、会話の際には自分の意見や感想を忌憚なく出せる、できることとできないことをはっきりと伝えられるというように曖昧さをなくして行ける人は外資企業で務めるのに向いているといえます。